未来アンテナ

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「イシューからはじめよ」に学ぶ生産性の本質

7年前に大きな話題となった

『イシューからはじめよー知的生産の「シンプルな本質」ー。』

 

「働く時間が減るのに業務量が変わらない」

「業務量をそのまま生産性をどのように上げるのか」

 

この本は

働き方改革の中で「生産性の向上」が

重大な課題となっている中

一つの大きな指標となる本であると思う。

 

著者は元マッキンゼー、現ヤフー

COO室長、事業戦略統括本部長

さらにはイェール大学にて脳科学の博士号を

取得した人物である。

 

 

この本の中ではいかに「イシュー度」(問題)の質を高め

その問題に対する解の質を高くするかについて

具体的かつ包括的に説明している名著である。

 

あえて平易な言葉に言い換えるならば

優先的にやるべきことを絞り

効果的なアプローチを模索することによって

重要で本質的な解決をもたらすか。

それを探るための考え方のコツを紹介している。

 

日々、業務をしていく中で

常に同じやり方で非効率な業務をしていないだろうか?

つい根性で業務をこなそうとしていないだろうか?

 

本書では根性で問題解決を図ろうとすることを

「犬の道」として紹介している。

つまり、問題に対して適切な努力と道筋を

探すという工程を放棄し、より多くの労働時間を

かけてしまう道だ。

 

毎日同じ業務なのに時間をかけてしまう。

困難にぶつかったとき、手につく業務から

はじめ、いつも苦労してしまっている。

 

そう思った方におすすめの本である。

 

私も何度も読み返し、実践していきたいと思った本だ。

 

 

 

以下、著者紹介

 

安宅 和人

  • 安宅 和人 ATAKA Kazuto
  • 署名記事数:1 最終更新日:2014.10.15
ヤフー株式会社チーフストラテジーオフィサー(CSO)。1993年に東京大学大学院卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。1997年にイェール大学脳神経科学プログラムに入学。2001年博士号取得。マッキンゼーに復帰。2008年ヤフー入社。COO室長、事業戦略統括本部長を経て、2012年より現職。

安宅 和人 | nippon.comより引用